フォトブックの製本仕様の違いを解説|綴じ方・表紙・紙質

フォトブックの製本仕様は主に次の3つのポイントを押さえるとよいでしょう。

綴じ方 ・ 表紙 ・ 紙質

この3つの違いでサービスを選ぶと、イメージ通りのフォトブックができあがります。

本記事では、この3つの製本仕様の違いを解説します。

目次

1.フォトブック綴じ方の違い

フォトブックの綴じ方には、大きく2つのタイプがあります。

  • フラットになる綴じ方(合紙綴じ)
  • フラットにならない綴じ方(無線綴じ、糸綴じ)

それぞれの違いを解説します。

フラットになる綴じ方(合紙綴じ)

合紙綴じと呼ばれるこの綴じ方は、完全にフラットになるため、大きな写真を1枚見開きで載せるのに適しています。

また、紙質も厚く、高級感や耐久性があります。

その分値段も高くなりがちです。

向いているシーン
・結婚式や七五三など晴れの日の思い出の保管

フラットにならない綴じ方(無線綴じ、糸綴じ)

無線綴じ、糸綴じと呼ばれるこの綴じ方は、完全にフラットに開くことはできません。

1枚写真を載せると、中央付近が見えなくなってしまいます。

見開きの両サイドにそれぞれ別々の写真を載せるのがよいでしょう。

また、紙質は薄いことが多いです。

合紙綴じに比べると破れたり、曲がりやすいと言えます。

その代わり、値段は抑えられコスパがいいです。

向いているシーン

  • 旅行やイヤーアルバムなど普段の思い出の保管

2.フォトブック表紙の違い

フォトブックの表紙には大きく2つのタイプがあります。

  • ハードカバー
  • ソフトカバー

それぞれの違いを解説します。

ハードカバー

厚く高級感があります。

表紙が固く、絵本や専門書でよく採用されている仕様です。

その分価格は高くなります。

向いているシーン

  • 結婚式や七五三など晴れの日の思い出の保管
  • 親戚や両親などへのプレゼント

ソフトカバー

薄めの紙で柔らかく開きやすいです。

文庫本や漫画の表紙で採用されているものに近いです。

カバーが付いていることが多く、耐久性はそこまで問題にはなりません。

価格も抑えられます。

向いているシーン

  • 旅行やイヤーアルバムなど普段の思い出の保管
  • 子供の成長記録など定期的に作るもの

3.フォトブック紙質の違い

フォトブックの紙質は厚みと表面仕様の組み合わせで決まります。

厚みは、フラットの合紙綴じが厚みがあり、フラットにならない綴じ方は薄いものが多いです。

表面仕様は、光沢、半光沢、マット(つや消し)の3種類があります。

光沢

表面がテカテカと反射し、写真プリントに近いです。

高級感がある一方で、指紋が付きやすく扱いは丁寧にする必要があります。

半光沢

若干の光沢がありますが、程よく抑えられています。

高級感もありつつ扱いもそこまで気を遣う必要はなく、バランスの良い仕様です。

マット(つや消し)

反射が抑えられており、見やすく、触っても汚れにくいです。

見た目の高級感は抑えめですが、実用性では優れています。

表面仕様は、価格差もそこまでなく、好みで選ぶものです。

使い分けのおすすめは、高級感を取りたい場合は光沢紙、日常のアルバムならマットを選ぶとよいでしょう。

4.まとめ

この記事では、フォトブックの製本仕様の違いを、綴じ方・表紙・紙質の3つのポイントで解説しました。

それぞれ、向いているシーンがあり、仕様によって価格も変わってきます。

うまく使い分けてフォトブックを作成するとよいでしょう。

このサイトでは、様々なシーンや特徴別におすすめのフォトブックをご紹介しています。

ぜひあなたの作りたいフォトブックを見つけてくださいね。

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